ことば帖

心理・マインド

このカテゴリに収めた中国語です。

収録していることば 87語

鸵鸟心态tuó niǎo xīn tài

ダチョウ症候群、オーストリッチ効果、現実逃避する心理状態

ダチョウには、自らの身に危険が訪れた際、長い首を地面に押し付けて外敵から見えにくくするという習性がある。(敵の姿が見えなければ敵にも自分が見えないと勘違いしている)ここからダチョウ症候群とは、目の前にある問題や危険を直視せず、目を背けて何もしないでやりすごそうとする心の状態を言う。鸵鸟性格、鸵鸟效应、装鸵鸟などと言っても同じ。鸵鸟政策は「現実逃避する政策、先延ばし対策」となる。

心理・マインド
怪蜀黍guài shǔ shú

エフェボフィリア、ロリコンな中年男性、変なおじさん

「黍」の四声はshǔだが、この単語ではshúとなる。怪叔叔(guài shū shu)が語源。恋童癖は「小児性愛、ペドフィリア」の意味。エフェボフィリアは、青年期中後期(概ね15才以降)の男女に向かう性的嗜好であるが、ペドフィリアは思春期前の児童に対して性的に惹かれるセクシュアリティのこと。

心理・マインド
温水煮青蛙wēn shuǐ zhǔ qīng wā

茹でガエル現象(茹でガエルの法則)

直訳すると「ぬるま湯で蛙を煮る」。「カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて水温を徐々に上げていくと逃げ出すタイミングを失い最後には死んでしまう」という『茹でガエル』の作り話から。ゆっくりと進む環境変化や危機に対応する難しさや大切さを説く逸話。急な変化ではないため、そのうちなんとかなると気楽に構えていたら取り返しのつかない重大な事態に陥るなどを比喩している。

心理・マインド
欲迎还拒yù yíng huán jù

本当は歓迎したいのに拒否(拒絶)する

好き避け「本当は相手のことを好きなのに嫌いだと言ったりする心理」のこと。欲擒故纵(yù qín gù zòng)「完全にとりこにしようと思ってまずわざと放つ、〈喩〉後で手綱を引き締めるためにまずそれを緩める」と意味は似ているが、“欲迎还拒”にはそこまで意図的なものはなく、心理的なものに比重がある。欲拒还迎は「本当は拒否したいのだが受け入れてしまう」と逆の意味となる。

成語・四字熟語
心存侥幸xīn cún jiǎo xìng

運よく事が運ぶと期待する、大したことはないと見くびる、自分は大丈夫と思う

深刻なリスクがあるにも関わらず、深刻な結果にはならないだろうと高を括り危険な決断を下す心理のこと。侥幸心理は「自分だけは何とかなると思う心理、少しだけなら大丈夫だろうと思う心理」の意味。不要心存侥幸(=心存侥幸不可取=不要有侥幸心理 =不容侥幸=不可侥幸)になると「(他人事だと)油断は禁物、自分は大丈夫と高を括ってはいけない」となる。

心理・マインド
煤气灯效应méi qì dēng xiào yìng

ガスライティング

煤气灯操控でも同じ。心理的虐待の一種。相手が気づかないような巧妙な言動で心理的にコントロールをすること。映画『ガス燈』により「ガスライティング(gaslighting)」と呼ばれるようになった。映画の中では、家の中でガス燈の火の強さが変わったりすることに対し、夫は妻にそれは気のせいだと言い聞かせる。次第に妻はガス燈に問題があるのではなく、自分自身に問題があるのではと疑い始める。

心理・マインド
为i做ewèi i zuò e

本当は内向的だが外向的(外交的)に振る舞う

性格診断のMBTI診断のIntrovert(内向型)の「i」とextrovert(外向型)の「e」から。为i做e「相手(内向的な人)のために外向的に振る舞う」は内向的な人と内向的な人とが一緒にいると気まずくなるため外交的に振る舞うということ。逆に为e做iとなると外交的な人と外交的な人が一緒にいるとこれも噛み合わないので、内向的に振る舞うの意味となる。

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